2015年7月23日木曜日

ご来場いただきありがとうございました。

劇団カッパ座の「みにくいアヒルの子」

いかがでしたか。



子ども向けのお芝居と思って

気軽にご覧になったつもりが

思わず涙ぐんでしまった、という方も

いらっしゃったのではないでしょうか。



お芝居に感動している我が子に

感動したというお話もよく聞かせていただきます。

カッパ座のお芝居を通して

お子さんの成長をお感じになることが出来たら

私達にとっても、たいへん嬉しいことです。



カッパ座のお芝居が

皆さんの心にいつまでも残りますように!






公演当日は台風11号の進路を気にしながら

迎えましたが、朝から暑い一日でした。


9時から、カッパ座の劇団員の皆さんと

友の会が一緒になって搬入作業が始まりました。


重たい音響装置や照明装置

その他様々な道具が次から次へと

トラックから出てきます。


普段はナカナカ目にすることの無い

舞台の裏側を一緒になって作るのも

友の会の醍醐味のひとつです。


舞台道具のほとんどが手作りで

一品ものですから自然と丁寧に扱います。


ロビーでは来場される皆様に

お渡しする冊子の準備を進めます。


こちらではグッズ販売の準備ですね。


劇団員はお客様が入場される直前まで

舞台でリハーサルを行っていました。



さぁ、いよいよお客様の来場が始まりました。

今年も多くのご来場ありがとうございます。



幕が上がり、子ども達の歓声を聞くと

準備に費やした苦労が全部吹き飛びます。

あー、今年もやって良かった。

そして、来年も頑張ろうと。


お芝居が終わると、搬出です。

午前中やった搬入の逆の作業が始まりました。

大きなものは小さくたたまれ、

隙間なくトラックに収められていきました。


5時に全ての搬出が終わると

駐車場で劇団員の楽しい挨拶を頂きました。

皆さん本当にお元気!


宇都宮カッパ友の会からは

公演のお礼の挨拶とエールを送りました。


翌日は新潟で公演だそうで、

ひと息つく間もなく出発されました。


疲れた表情一つ見せず、

最後まで元気一杯の劇団員さん達でした。


カッパ座の皆さん、ありがとうございました。

また、来年もよろしくお願いしますね。



2015年7月7日火曜日

素敵な劇中ソング

いよいよ公演が近づいてきましたね。

チケットの購入はされましたか?



お芝居の雰囲気が少しでも伝わるように

劇中の音楽をご紹介します。






ちゃっかりコマーシャル風にしてしまいました。


他にもたくさんの素敵な音楽が

お芝居を引き立てます。



どうぞご期待ください。




みにくいアヒルの子 宇都宮公演
7月19日(日) 13:30 開演
栃木県教育会館 大ホール
チケットの購入はこちらから


2015年7月5日日曜日

座長さんからのメッセージ

劇団カッパ座は1968年の立上げ以来

多くの作品やユニークなキャラクターを

生み出してきました。


そのカッパ座を支える座長さんもまた

たいへんユニークな方です。

子ども達からは「カッパ爺」と呼ばれ、

少々強面ながら優しい眼差しで

子ども達と向き合います。



そんな座長さんからメッセージが届きました。

メッセージの最後に大切なお願いもありますので、

最後までお読みくださいね。




「みにくいアヒルの子」制作にあたって

カッパ座の『みにくいアヒルの子』は1975年の初演から1983年、2004年と上演され、本年は4回目の再演です。
6000名を飲み込んだロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムでの公演終了後、アメリカでも有名な教育関係(カリフォルニア州教育局長ウイルソン・ライルス氏)が、拍手と共に歩み寄り「素晴らしい劇だった、しかしあなたの劇団は大切なことをひとつ忘れている。それは、こぼれる涙を拭うハンカチを用意していないことだ」。この言葉を今でも鮮明に覚えています。
『みにくいアヒルの子』は悲しい物語ではありますが、相手を思いやる気持ちの大切さや家族愛の温かさ、別れを乗り越え自立し成長していく姿を通して、ご覧になった皆さまには、多少なりともお土産が出来るのではないでしょうか。
どうか皆さま、劇場へお運びの際には、ハンカチをお忘れなく。

劇団カッパ座
古市 カオル